スーパームーンの夜、緊急事態宣言へ〜コロナと向き合う〜

突然の出来事

2020年2月の終わり、夕方頃だった。全国の学校が一斉休校になるようだ、と職場の仲間が話しかけてきた。

コロナウイルスによる感染症のことはもちろん知っていたけれど、なんとなく他人事で軽く考えていたことに、その時になって初めて気づかされた。

それからが早かった。一斉休校が始まるのと同時に、勤務先では在宅勤務が始まった。

社外で仕事をすることが前提になっている業種だったことから、在宅勤務へ移行することに大きな混乱はなかった。

ひとまず3月半ばまでの予定だったけれどそれで収まるはずもなく、在宅勤務期間は延長された。3月末で退職することになっていた私は退職のあいさつもままならないまま、退職することになった。

未知の世界

転職先は同業種ということもあって、やはり在宅勤務が推奨されていた。だけどさすがに右も左もわからない勤務先で在宅勤務することには無理があって、4月は大阪市内の勤務先へ通勤していた。

2020年4月8日、非常事態宣言が発令された。通勤は基本的に禁止となり、入社1週間ほどで在宅勤務を余儀なくされた。

こわかった。ひとまずGWまでの非常事態宣言だったけれど、それまでに収束するかどうかは誰にもわからない。

一人暮らしで持病もなく、外出自粛、在宅勤務は問題ない。業種的にもコロナの影響が直撃するものではなく、幸いにも正社員で転職できたので経済的な不安もない。

今、自分にできることは、自分が感染しないこと、感染していたとしても広げないこと。ただそれだけだ。

これから

非常事態宣言が出る少し前に両親には会って状況は確認した。3月末に美容院にも行ったし歯医者にも行った。非常食は確保した。通学中のパソコンスクールは休校になった。

在宅勤務が始まって1ヶ月ほど。出来る限りそれまでと同じ時間に起きて眠る生活を心がけている。1日1回は近所を散歩して太陽を浴びるようにしている。

長期戦を覚悟して進めていること。

・在宅勤務のために環境を整えていく。セカンドモニター設置、部屋の掃除。

・コツコツ勉強をする。MOS EXCEL エキスパート資格の試験勉強。通学中のEXCEL VBA基礎の勉強。IT パスポート資格の試験勉強。

すごくこわい。こんな状況がいつまで続くのか。これこらもたくさんの人が亡くなって、いつか自分や大切な人が亡くなってしまうかもしれない。

だけどこの期間をただ怯えて過ごすことだけはしたくない。毎日暗いニュースを眺めて、うつうつと時間が過ぎるのを眺めていたくはない。

現実を直視できずブログに書くのもこわかったけれど、第一歩を踏み出したい。きっとよくなると信じて前に進みたい。

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