病んでる人発見
最近新しいプロジェクトがスタートして、また新たなチームで仕事が始まった。そのチームのリーダーの男性が病んでいるもよう。
そのリーダーはアラフォー男性でこれまでも時々仕事をさせてもらう機会や飲みに行く機会があって、人柄はよく知っている。
先日そのリーダーと部下の男性と3人で仕事の話をしていたんだけれど、そのうち雑談になり、愚痴になり、悩み相談と言うような雰囲気になって定時がとっくに過ぎても3人で長々と話していた。
心配になってきた
リーダーは普段は寡黙で真面目なタイプ。仕事中にあまり雑談はしないし、黙々と仕事に取り組むという感じ。
そんな人が最近仕事に来るのがしんどくて仕方がない、、と言う。何が嫌というわけではなく、ただ漠然とした不安感、憂うつな気持ちが渦巻いているらしい。
新しいプロジェクトが始まったばかりのなのにもう疲れきっていてこの先やっていけるかどうか、どんよりした気持ちでいっぱい、、と言う。
びっくりした。普段はあまり自分のことを話したりしてくれることや長々と雑談をすることもない人なのに、その時は話し出したら止まらないという感じでずっと話している。
部下の男性はリーダーと一緒に仕事するのは初めてなので普通に聞いていたけれど、私は饒舌に胸のうちを語るリーダーのことを目をまんまるくして見ていた。
初期なのか末期なのか
私は初めてのリーダーの姿にびっくりしながらも、部下の男性と一緒にうんうんと聞きながら考えていた。
今までもスポットでしんどい時期はあったようだったけど、今回みたいな仕事自体がしんどい状態っていうのはかなり末期な状態なんじゃないだろうか。しかし私や部下の男性や同僚にしんどいと言えるのはまだ初期症状なのか。
私自身はこれまで仕事でそこまでしんどい思いをしたことがないので、正直リーダーの気持ちはリアルにわからない。ちょっとでもしんどいことがあれば逃げてきたから。
だけどリーダーは真面目なタイプで家族もいるし仕事から逃げるなんて人生の選択肢にはないだろうし、不安を抱えながらも毎日やっていかなくちゃならない。
自分にできること
自分には何ができるだろうと考えた。私はリーダーのことをリアルには思いやれないけれど、逃げる選択肢がない人に、一時的にでも逃げ場を作ることはできるんじゃないだろうか。
ありがたいことに新しいプロジェクトのチームに入れてもらった。今後は定期的に様子を観察して私からも声をかけていこうと思う。
仕事のことはもちろん、精神的に無理し過ぎていないか、思い詰めていないか、体調をくずしていないか、愚痴でもなんでも話したいことはないか、気分は悪くないか、夜は眠れているか。
質問攻めにする感じではなく、さりげなく雑談風に声をかけていこう。そしてリーダーのメンタルケアができるように、自分のコンディションにも気をつけよう。
しかし次から次へと病み気味の人が現れる。しかも会計士ばかりだ。会計士じゃない人はわりと元気に過ごしている。何か理由があるのか。病みやすいタイプの職業なのか。それとも職場自体に問題があるのか。