既婚上司への気持ちはいったん落ち着く

気持ちの推移

半年くらい熱をあげていた、既婚上司の高橋さんに対しての気持ちが落ち着いてきた。特に何があったというわけではない。強いていうと、何もなかったからとも言えるのか。

高橋さんは変わらずに素敵で優しい。毎日顔を合わせていてほぼ毎日雑談をしているし、仕事で事務的な業務がある時には、他のアシスタントではなくて一番に私に相談してくれる。

確実に信頼関係が出来てきているように感じていて、そうなればなるほど自分の浮わついた気持ちはただただ邪魔にしかならない現実。自然と落ち着いてきたといった状況。

良き話し相手であり相談相手

親しくなればなるほど高橋さんの人としての器に驚かされるばかりで、最近は困ったことがあれば駆け込む存在になっている。

聞いてほしいだけの時はただ聞いてくれるし、解決してほしい時には自ら行動して解決してくれる。

素敵な人だと思えば思うほど、男性として想いを寄せることが失礼に思えてくる。好きな気持ちが消えたわけではなく、兄のような、古い友人のような、でもときどき男性としてドキドキしてしまうような、不思議な存在。

誰からも好かれる人

昨年末に二人で飲みに行った時は、高橋さんはまだ部署のメンバーにそれほど存在や人柄を知られていなかった。

だけど今年に入ってからどんどん存在感が大きくなって、他のメンバーと親しくなったり頼られたりで、私にとってはうれしくもありさみしくもある。

地下アイドルだった推しメンがどんどん売れっ子アイドルになっていくような、そんな感じ。

職場でどんどん存在感が大きくなってみんなから好かれている人に、私のこの不適切な気持ちのせいで絶対に迷惑はかけられない。つかず離れず、ほどよい距離感を保ちたい。

カミングアウト

職場での飲み会あるあるだと思うんだけれど、職場の男性社員から聞かれる「職場でいうと誰が好きなタイプか?」という質問。

今年に入ってから別のチームの飲み会で2回この質問を受けて、私は各々のチームで「高橋さん(*^^*)」「優しいから♪」と答えている。

いっそのこと軽いノリで好きな気持ちをカミングアウトすれば、丸く収まるんじゃないかと思い至った結果だ。

高橋さんが好きなタイプだと私がカミングアウトしたところで、本気で男性として想うことがあるなんて誰も思ったりしない。

本人に伝わったとしても全然良い。むしろ誰か伝えてほしい。自分では伝えられない。

飲みに行きたい

二人で飲みに行きたいと頼んで実際連れていってもらっているし、バレンタインデーのチョコは渡しているし、仕事中には用もないのに話しにいったりしている。そんなことをするのは高橋さんに対してだけだ。

話している時は誰よりも楽しそうにしているだろうし、私の好意はある程度は本人に伝わっているだろうと思っている。

私の希望は、また近々二人で飲みに行きたいなと。それだけ。自分のことを好きになってほしいなんて思っていない。

先月職場の飲み会があったのと、二度、数人でランチに行った。だけどやっぱり二人きりでゆっくり飲みたい。もう無理なんだろうか。

6月の試験に合格したら、また飲みに連れていってくれるだろうか。もしそんなニンジンぶら下げられたら、もっとがんばれるのにな。

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