マクロの素晴しさ
今週、仕事でエクセルマクロを使う機会があった。マクロって言うのはVBAというプログラミング言語を使って処理を効率化できる機能。
例えばエクセルデータのシート1のA列とC列とP列をシート2のABC列に並べて張り付ける処理があったとする。そのデータが1000ファイルあるとか毎日しなきゃダメとか、思考停止の同じ処理を繰り返すときに使う機能。
普通にやったらシート1の各々の列をコピーしてシート2に各々張り付けるか、シート1のA~P列をコピーしてシート2に張り付けて不要な列を削除すると思うんだけれど、どちらにしてもめんどくさい。1000ファイル同じことするのはだるい。
これをボタン1コぽちっとなで終わらせることができるのがマクロ機能だ。設定も自分でできるし、ボタンも自分で作れる。
早くやって休みたい
普通にやったら10秒かかる作業が2秒で終わる。5時間かかるところを1時間で終えられる。
周りには5時間かかると思われる処理を1時間でやって、2時間休憩して3時間過ぎた頃に提出しても処理が早いと評価してもらえる。
これくらいの作業ならVBAとかわけのわからないプログラムを組まなくても、エクセルについてる記録マクロの機能で簡単にできる範囲。
マクロアレルギー
すごく不思議なんだけど、どれほど難解な関数をバリバリ使いこなす人でも、このマクロ機能を使うということに拒否反応を示す人がめちゃくちゃ多い。特に女性。
ややこしい関数を組むよりも記録マクロを設定をする方がよほど簡単なのになと思うんだけれどどうなんだろうか。
記録マクロ機能はエクセルに標準装備されていて、誰でも使うことができる。と言うか誰でも使えるようにごくシンプルに作られている。
- 「マクロの記録」ボタンをクリックする
- 記録させたい作業をする
- 「記録終了」ボタンをクリック
以上。
もちろん制約も限界もある。だけど普通の事務でルーチンでする作業なんてそもそも単純な処理が多いだろうし、いくらでも活用できるのになんであまり普及しないんだろうなと思う。
MicrosoftOfficeのエクセルの資格を取るときにも試験範囲の中にある。まったく特別なことではないし、プログラマーじゃないとできないことではない。
ほどほどでも十分使える
とは言え、手を出しにくいのもよくわかる。私は自分がラクして休憩する時間を捻出するために使うことはあるけれど、公のデータに組み込んで配布したことはない。
何かあったときに対処できるレベルではないし、本当にできる人がみたらヘンテコな記述がされていると思うので恥ずかしい。
なので職場でもマクロを使って処理していることは他の人にはあまり言ってない。たまにマウンティング取りたいときにちょっと大げさに言うくらいか。
本来はマウンティング取れるようなことではないんだけれど、人はマクロというワードになぜか怯えているので利用している。
ガチでやりたいけど
本当はスクールに通ってVBAの資格を取りたい。VBAの資格を取れるくらい使いこなせれば、事務仕事ならほとんど遊んで過ごせるんじゃないかと思っている。
過去にスクールの体験に行ったことがあるんだけれど、お金もなかったしそこまでの気力や必要性もなかった。
だけど今はけっこう必要な場面が多くて、もっとできたらラクできるのになーと思いながら日々過ごしている。
しかし今は簿記の勉強が第一優先。そのあとは英語をやりたいし、VBAの勉強は実務に取り入れてその都度、地道に独学していくしかないかなと。今はそんな状態。
結論:使えたらラクだけど必須ではない