検定試験まで1週間を切る
私は昨年の同じ時期に受けて落ちているんだけれど、その時に比べて勉強時間、それに比例して理解度が全然違う。やっぱり簿記3級については時間、問題数をこなしてなんぼだなと思う。
スタンダードな過去問だと、制限時間内で合格点を取れるまでにはもってこれた。間違いはある。平均して1問3点として、10個は間違えても大丈夫。と思いながらやっている。よっぽど難解回でなければいけるだろう、と甘い予想をしている。
とにかく第3問試算表と第5問精算表を完全攻略しなければいけない。毎朝1時間の勉強時間は、試算表か精算表プラス、第2問または第4問をやっていた。
夜はわからないポイントをネットで見たり、受験者の掲示板を見たりして過ごした。朝の勉強のために、仕事の疲れをとって早起きすることを第一に行動していた。
試験3日前から仕事のお昼休みにも勉強を始めた。15分くらいでパン等を食べる。試算表にはかなり慣れていたので、デスクに戻って30分で第5問精算表を解く。残り15分でまったりコーヒーを飲みながら答え合わせ。
幸いにもデスクで電卓をバチバチ叩いていても違和感のない職場だ。とは言え職場の人に声を掛けられるのも面倒だったので、ノートパソコンと外部ディスプレイの間に隠れてこそこそ勉強していた。
モチベーションを保てた理由
2ヶ月ほど前に再勉強を開始して、最後までよくモチベーションを保てたなと思う。昨年に概要は一通り勉強できていたので、本番までのイメージがあったのは大きい。
自分に簿記のセンスが皆無だったのはわかっていたので、必死でやらなきゃダメなこともわかっていた。
そして1回落ちているのにまた落ちるなんて無駄なことは絶対に嫌だったし、今回落ちたとして、また3か月後に試験はあるけれど、それを受ける気力が湧くかどうか。絶対に今回で終わらせたいと思った。
他人に宣言して追い込む
試験の1ヶ月前程だろうか。職場で飲み会があり、そこで職場の数人の人に試験を受けることを発表してしまう事態に陥った。それまでは職場で仲良しの女性1人だけに話していたけれど、職場で複数人に知られてしまう。
これは結果的に自分を追い込む良い機会になった。基本的に私が簿記3級に受かろうが落ちようが職場の人は誰も興味がないだろう。
たけどもし落ちた場合、万が一結果を聞かれた時にめちゃくちゃみっともない。絶対に受からないといけない。見栄っ張りな自分には自動的にすごいプレッシャーになった。
知ってもらっていたら、職場で勉強しやすいというメリットもある。実際に、「職場で勉強したらいいのに」と言ってくれた人もいた。「わからないことがあったらみんな教えてくれるし」とも。ありがたかった。
試験前最終出勤日は、仕事が終わってからデスクで勉強して帰った。
試験は日曜日の午前中。前日の土曜日は普段通りに起きて、第2問と第4問を復習するのに半日、第3問と第5問の復習に半日使う。
鉛筆を削る。早めに寝る。簡単な回になるように祈る。どうか普通の問題が出ますように。