試験2週間前の調査活動
地道に勉強していてもダメなことに気づいた試験2週間前。勉強はそこそこにして、時短テクニックについてGoogle先生に教えてもらうことにした私。
すでにやっていたことや自分には合わなさそうなテクニックがいろいろあったけど、1週間ほど試行錯誤した結果、自分なりのやり方を確立。
今まで時間がかかっていたのはいったい何だったんだろうと思うほど、早くなった。30%は削減できたように思う。
一度、自分のやり方を振り返ってみるのもいいかも。↓↓
省略テクニック
別紙でする仕訳については、勘定科目の省略と数字の省略。自分がわかればいいんだろうけれど、省略し過ぎて自分で判別できなくなってミスを招かないか、という不安が常につきまとう。
- 現金、、C(キャッシュの略)
- 当座預金、、当ヨ
- 売掛金、、売×
- 買掛金、、買×
- 受取手形、、受手
- 支払手形、、支手
- 売上、仕入はそのまま
1回程度しかでないものは適当に、備品<ビ品>、減価償却費<減償>、減価償却累計額<減償累>、有価証券<有価>、支払家賃<支払やちん>などなど、あまり省略という省略はしなかった。後でわからなくなる方がリスキーに思えた。
数字の省略は、下3桁の0は-で省略。
- <2,500,000>→<2,500,->
- <960,000>→<960,->
下3桁に金額があるときは普通に書く。<125,500>→<125,500>感覚的に下3桁があるのは多くても2~3個程度なので、問題ない。
計算も下3桁は省略して計算する。
2,500,000+320,000+6,000だと、2,500+320+6を電卓でたたいて、答案用紙に書くときに、ゼロを3つつける。下3桁に金額があるときは、下3桁だけを最後に足し算する。
第3問、試算表どうするか
問題を見て条件反射で仕訳が思い浮かぶ人は、<別紙で仕訳をして集計する>という工程をやめて、試算表に直接プラスマイナスをその場で計算していく、という技があるらしいけど、自分には無理。
省略型で仕訳をして、項目の多いもの<現金、当座預金、売掛金、買掛金、売上、仕入>だけをT字で集計。1~2個くらいのものは直接試算表で計算。
慣れてきたらT字を書くのは全て省略して、各科目、借方を縦に計算した合計と必要数字を足す。貸方を縦に計算した合計と必要数字を足す。ということで落ち着いた。
第5問、精算表どうするか
それまでまじめに別紙で仕訳していたのをやめた。精算表の修正記入列に直接、仕訳結果を書いた。やり始めて気づく。これ、直接書いた方がわかりやすい。
もちろん今まで真面目に仕訳してきたという土台があってのことだけど、試算表列→修正記入列→損益計算書列or貸借対照表列と、全体を見ながらやった方が、別で仕訳するより早くて確実。
仕訳の問題というより足し算の問題だなと気づいた試験1週間前。
たて計算の罠
試算表にも精算表にもつきまとう、たて計算が合わない恐怖。たて計算が合わないということは、確実に間違いがあるということ。テンパる。確認に時間がかかる。
しかし落ち着け。確実に間違いがあるといっても、点数が引かれるとは限らない。試算表も精算表も部分点だ。しかもたて計合計欄は過去の傾向から得点対象ではない。
それに合計、差額が合っているからと言って、仕訳が合っているという確証もない。ごと間違っている可能性も大いにありえる。たて計を合わせる前に、他にやるべきことはある。
神のみぞ知る
時間短縮できるようになってから心に余裕ができた。迷う問題に時間を使うこともできるし、ゆっくり見直しすることもできる。
第1問、第2問、第4問は運を天にまかせるしかない。第1問は引っかけ問題や突然ややこしい仕訳が出題されている。
第2問、第4問にいたっては、めちゃくちゃ簡単な問題が出るか、ちんぷんかんぷんの問題が出るか、博打的要素が大きい。型通りに勉強した後は、普段の勉強で考える力、理解力をつけることが一番の近道かと思われる。