違和感の日常

10連休終了のお知らせ

長いような短いような夏休みが終わった。今年4月から契約社員で働くことになって固定給をもらうようになり、休暇がうれしくてしかたない。ゴールデンウィークは9連休だったし、外資系のせいなのか休暇は長めに取ろうという空気がある。

シルバーウィークはカレンダー的に無い感じだから、年末まで長期休暇は無しか。有休もわりと取りやすいので別に休もうと思えば休めるんだけど。閑散期が春なので、その頃まとめて長期休暇取ろうかなーなんて考えている。

休み明けのだるさ

3連休以上すると明けの仕事はだるい。しかも今回は10連休。しかも移住体験後。仕事に行くのは想像以上にしんどかった。そもそも自宅のある大阪に帰ってきた瞬間からとてつもない違和感に襲われた。

海がない。空がない。空気が重い。肌がちくちくする。混んでる電車。高いビル。スーツを身に纏う人々。パソコン。蛍光灯。中途半端な笑顔。体が重い。私はなんでこんなところにいるんだろう?

エクセル?パワポ?ナニソレおいしいの??10日前までは確かにそこにあった日常が、どうしても自分のものとは思えなくて混乱していた。

ここじゃない感

仕事は嫌いじゃないし、今の職場でぼちぼち楽しくやってる。人間関係にも恵まれている。職場環境はいいし、業務内容も自分に合ってるように思う。1年過ごしてきて、いい意味で慣れてきたところでもある。

だけどここであと数年働いて、ここが終わったらまた別の会社で働いて、そんなことを繰り返すとしたら、私の人生いったい何なんだろう、と帰ってきてからずっと考えている。

今回ダイビングのライセンスを取ったショップのインストラクターの方は大阪出身だと言っていた。素敵な生き方だなと思った。自分の好きなことで好きな土地で生きる。大変なこともあるだろうけれど、好きなことならがんばれるだろう。

あの街に帰りたい

私はずっと自分の人生の居場所なるものを探していて、それを人生のパートナー=恋人、結婚、家族だと思っていたけれど、もしかしてそれは=土地でも有り得るんじゃないかと、今は強く思っている。

恋人、結婚なるものをあきらめているわけではないけれど、私は前回失恋してから人に対して居場所を求めることが恐ろしくて仕方がない。

今の彼はもちろん大事な人だけれど、きっとまたいつかは私の前からいなくなっちゃうんだろうなと、何の根拠もなく思ってしまう。トラウマというやつなのか?

海の側の空の広いあの街にいると心がときめく。生きてるって感じがする。そんな恋するみたいな気持ちを抱えて今日もビルが建ち並ぶオフィス街に向かう。

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