久々の飲みデート
彼からの連絡頻度が落ちてきて更に内容も雑になってきている今日このごろ。久々に飲みデートをした。
ワーカホリックの彼にはなかなか会えない上に、最近のデートはハーレーで走ってお茶かご飯みたいになっていたから、ゆっくり飲みデートはうれしい。
ハーレーの後ろに乗せてもらうのは最高に気持ちがいいし、芸術レベルで美しいハーレーに毎回惚れ惚れとしているんだけれど、スカートははけないし髪はぐちゃぐちゃになるし、走ってるときはゆっくり話もできないし、お酒は飲めないしで正直デートには不向き。
だけどハーレーに乗りたいという彼の気持ちはよくわかる。一人より二人で乗る方が車体が安定して走りやすいらしい(一人だとエンジンが勝って浮く感じがするらしい)し、私は彼に会えればとりあえず何でもいいのでハーレーデートを続けてきた。
会えば不安は無くなる
ここ最近は彼からの連絡頻度は落ちるし内容は雑だし、私は不安で不安でしかたなかったんだけれど、やっぱり会って顔を見ると安心する。街中で当たり前のように手を繋いできてくれるのがうれしくて、不安だったのは自分の思い過ごしだったと気づく。
しかし連絡頻度が目に見えて落ちていることや内容が雑になったことは彼にしっかり言う。「あきらか連絡減ったよねー」「雑だよねー」っと不安に思ってることは、うじうじ悩んでたわりにはスパッと発言する。
彼は私のそういう発言にはだいたい「確かになー」っと話半分くらいでふんふんと一通り聞いて、特に謝ったりその後改善したりはしない。「俺ってそんな感じだな、アハハ」で終了。
私は一通り発言して気が済んでいるし会えてご機嫌になっているから「もっとがんばろーよ?」と言いつつ、まいっかと思わされて終了。
会えない時にがんばれるか
連絡頻度が落ちて雑になってきているのは事実だけど、彼が言うように、「それが俺」ってことなんだろう。本来はすごくめんどくさがりで出不精で自己中な俺。今までは猫かぶってた。
だけど私だってきっとそうだ。彼は気にならないのかあえて言わないのか受け入れてくれてるのかわからないけれど、当初のいい感じに振る舞ってた私とは違う、本性の私が彼にも見えているはず。
真夏なのにやけに涼しい夜。ほろ酔いで手を繋いで歩く。私より15㎝ほど背の高い彼を見上げて歩く。彼が私の方を見ている。その顔を見て安心する。自分のことを好きでいてくれてると顔を見ればわかる。
彼が私の腰に手を回す。始めの頃は御堂筋のど真ん中で、まるで周りに誰もいないみたいにハグしたりベタベタしたりしてきていたから、こちらの方もだいぶ落ち着いてきた。
そういうことだ。初期の気持ちも大事だけれど、これから仲良しでいるためには変化も受け入れて、いい意味でお互いに慣れていかないと。気持ち新たにがんばろう。