落合陽一さんと「超AI時代の生存戦略」について

この人誰っ!?筑波大学助教の落合陽一さんとなっ!?

恥ずかしながらつい先日まで知りませんでした。3月21日のAbemaTV田原総一朗&堀江貴文の『スマホで朝生』テーマ「AI時代の“幸せな生き方”」で初めて見てお話しされてるのを聞いて、もうこの先生に釘付けになりました。番組は微妙だったけど、落合陽一さんの言動がすごいインパクトで、目が離せませんでした。彼を知りたくて知りたくてどうしようもない衝動に駆られました。

翌日、最近出版されたばかりの著書「超AI時代の生存戦略 ~シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト」を本屋さんに買いに走り、YouTubeで彼の講演会や研究を見て漁り、ラジオを聴き、SNSを見て(私の本買いました報告Twitterにご本人がリツイート&いいねしてくれた!めっちゃうれしい!!)、関係サイトを巡回し、そして本をやっと読み終えました。

落合陽一さんってどんな人?

詳しいプロフィール等は研究室のHPから。写真もあるよ(以下抜粋)

1987年東京生まれ,メディアアーティスト,筑波大学助教 デジタルネイチャー研究室主宰,VRC理事.筑波大学でメディア芸術を学び,東京大学で学際情報学の博士号を取得(学際情報学府初の早期修了者).映像を超えたマルチメディアの可能性に興味を持ち,デジタルネイチャーと呼ぶビジョンに向けて研究に従事.

どんな人なのか私もまだよくわかってない。研究成果物としては、シャボン玉に映像を写したり、さわれる映像を空中に写しだしたり、超音波で物質を浮かせてコントロールしたり、されています。とにかく不思議で美しくて”魔法使い”なんて呼ばれたりしているそうです。そして日々、人間性を捧げて動きまくっているそうです。

うっーっ作品を見たい!!東京や海外で個展もされてるそうですが、、大阪は!?日本行脚はいつしてくれるんだろう??

著書「超AI時代の生存戦略 ~シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト」を読みました

”シンギュラリティ”(技術的特異点)っていうのは、AIが人間を超える転換点、または転換後の世界のことを言います。その時は近い将来に必ずやってくる。その時、私たちはどう生きなきゃいけないかってことを提示してくれています。

読んでて辛かった。読み終えたとき、ぽろぽろ泣けてきた。ちょうど今、自分が”普通コンプレックス”で悩みに悩んでいた時だったから。

新しい世界に必要な34のリストは、仕事から人間関係、生活習慣まで様々な提示があったけれど、ベースは全て自分の世界を、自分の喜ぶ世界を大事にしようということだった。

これから物質・実質・人・機械、真実・虚構がごっちゃごちゃになって、何に価値を見出だすのか、何を大事に想って、何を受け入れて、何を信じて、何を美しいと思うのか、自分の足でしっかり立たないと大変なことになるよ、という警告。

私にはこの先生が”魔法使い”というよりも”未来人”に見える。未来には私みたいにぼーっとしている人間がいっぱいになっちゃったから、道を間違えないように伝えにきてくれたんだろう。もうすぐだよ、と。前後左右上下斜め、広い道狭い道、見えない道、道なき道、自分の足で探せよ、今のままじゃ生き抜けないよ、と。

仮説だとしても、かなり現実に近い仮説の未来がきっとこの先生には見えているんだろうな。まだだいぶ消化できていない部分も多いので、もう一回最初からこの本読む。そして考える。そして動く。なんだか少し、未来が楽しみに思えてきた。

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