2016年で没後50年だったそうな
去年、江戸川乱歩の著作権が切れて青空文庫で大絶賛公開中だったことを最近知りました。読書は好きだけど、江戸川乱歩は一度も読んだことがない。江戸川乱歩についての私の知識。
- ミステリーの父
- 江戸川、、コナン
以上、、百聞は一見にしかずだな。うん。読もう。ということで、青空文庫のアプリをダウンロードして、いくつか読んでみました。
江戸川乱歩の作品読んでみた
読んだ順番と理由
- 人間椅子→1番有名かなと思って読んだ
- 二銭銅貨→処女作なので読んだ
- パノラマ島綺譚(パノラマとうきだん)→長編だったので読んだ
- D坂の殺人事件→本格ミステリーを期待して読んだ
ひとまず4作品を。今、青空文庫では37作品公開されていたから、おいおい読んでいきたいと思っています。
最初に読んだのが「人間椅子」だったんだけど、、うーん、江戸川乱歩の作品って、変態系?とちょっと引いてしまいました。これはミステリーなのか疑問が残ってもやもや。
「二銭銅貨」は江戸川乱歩の処女作。短いけどわかりやすくて結末もすっきり面白かった。
「パノラマ島綺譚」これは、、なんというか江戸川乱歩ってすごい変わり者だったんだなと思わせられた作品。もはやミステリーでも何でもない。主人公の男性がどっかの島に自分の夢の国を作る話なんだけど、それが気持ち悪すぎた。映像になってるなら面白いと思うけど、文章で読むのは気持ち悪いの極み。
「D坂の殺人事件」パノラマ島綺譚にどん引きしていたので、本気のミステリーを期待して読んだ。確かにいい感じのミステリーだった。明智小五郎が出てきたし!しかしやっぱり結末が変態ちっくで、どうしてもそうしたいのか!と突っ込まずにはいられなかった。
基本的に文章はすごく読みやすいです。難しい言い回しも少ないし、心理描写もスッと入ってくる感じ。すらすら読めて面白いので、しばらく読みあさってみます。
谷崎潤一郎も公開中
没後50年で、近代文学を代表する小説家の谷崎潤一郎の作品も青空文庫で昨年公開されたようです。私は数年前に主な作品は読んだんですが、さっぱりわかりませんでした。
お話は確かにおもしろい。しかし題材というか内容が変態過ぎて数作品読んでうんざりして読むのやめました。
この頃の日本文学って、変態的な発想や文章が受けた時代なんだろうか?それとも私の感性がついていけてないのか。もうちょっと大人になったらまた読んでみようか。
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