海沿いをドライブ
朝日が昇るのを横目に帰宅ルートに入りつつ、海沿いをドライブする。室戸岬~安芸市あたりを繋いでいる55号線は、本当の海沿いを走ることができてすばらしい道だと思う。
街と海が延々と並行して作られていて、いつ来てもびっくりする。室戸岬から徳島市方面へ向かう。
途中の小松島市で温泉に入る。
四国といえばお遍路さん
温泉から出るとお昼になっていた。そろそろ四国から出ないとと思いながらも、帰り道に四国八十八ヶ所第一番札所、霊山寺(りょうぜんじ)があったので立ち寄ってみた。
シーズンオフのせいかほとんど人はいなかった。室戸岬の朝日の時間に数人すれ違ったけど、道中もあまりお遍路さんは見かけなかった。
弘法大師様に来年はもっとがんばるのでよろしくお願いしますと伝える。お寺のすぐそばにあったうどん屋さんでうどんを食べて帰宅。
一人旅をすると私はほとんど観光をしないから、結果的にほとんど運転することになってけっこう疲れる。今回は年末のせいなのか道も少し混んでいたし、なぜだか最低速度ギリギリか低速違反で走っている車ばかりだった。
自然を目の当たりにしていつも思うこと
日の出、日の入りに合わせて行動していると、人間の原点に還ったような感覚がして不思議な気持ちになる。
私がごみごみした都会の片隅で泣いたり笑ったりしている間も、いつもいつもこうやって陽が沈んでまた昇って、
シンプルに力強く美しく何があってもここにはこの空気があるんだなと思うと、何かに祈りたくなった。
たぶんまた来ると思うけど、今回はひとまず満足。また来年も良い旅ができますように。