職場での別れ、2つ

後味悪すぎる別れ

今週、職場であった2つの別れ。対照的な別れだった。二人とも、自分と同じ事務派遣で働いていたアラフォー女性。

一人は働いていた半年間に奇行を繰り返して会社から契約終了を言い渡された。自己主張が強く会社に対してクレームを入れまくり、社内の人の悪口を言いまくり、遅めに来たり早めに帰ったりおしゃべりや休憩ばかりしたり。

社員さんや事務派遣の人にLINEを聞き出して早朝からLINEしたり先輩の事務の人にいじわるしたり、エトセトラエトセトラ他にもとにかくいろいろ変だった。

私は入って早々、それは察知していて、その女性は近づいてきたけどあえて距離をとっていた。

おそらく今月始めに契約終了を告げられて数日は出社していたけれど、そのあと2、3日休みの連絡がありそのままもう出社しません、と突然電話があって終了。

誰にも辞めることを告げず、何のあいさつもなしに去っていった。半年間働いて優しくしてくれる人もいたのに、最初から最後まで非常識だった。周囲の人を軽く見て蔑ろにして、だけど結局それが自分に跳ね返ってきていて見ていて痛々しかった。

円満のお別れ

もう一人は数年間働いていて、結婚を機に遠方へ引っ越しのため退職。誰にでも親切で親しみやすくて社内の人とも仲良く、私とも仲良くしてくれて短い間だったけれど毎日楽しくて。

私が諸事情で落ち込んでいたときも、この女性がいてくれたから職場で元気になれて仕事もがんばれた。自分もこの女性みたいにこの職場に馴染んで、いつかここを去る日が来たときにさみしく思ってもらえるような、そんな存在になりたいなと思わせてくれる人だった。

また会いましょうと言い合ったけれど、そんな機会がもてるかどうか。
人生は出逢いと別れの繰り返し。どんな別れもつらい。今年もいろんな出逢いがあっていろんな別れがあった。

せっかく仲良くなれてもまた自分とは遠くはなれた人になる。今生の別れじゃないとしても、今生の別れの可能性もある。

年齢を重ねるごとに別れがつらくなるのは、出逢いの大切さを学んでいるからだろうか。こんな自分にも良くしてくれて、自分も相手のことを理解できてお互いに思いやりをもって接し合える人との縁がどれほど貴重なのか、いろんな人との出逢いと別れを繰り返して身に染みてわかってきたからだろうか。

そういう人との縁は、他のなにものにも替えられない。自分の財産だ。大切にしなきゃいけない。

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