しあわせの悪夢

毎日を忙しくさせているのは
やはりふられたことから

立ち直れていないんだろうなと思う。

寝る前はいつも別れ際の彼の姿が
浮かんでくる。

楽しくて幸せだったことは
いっぱいあったはずなのに

今はほとんど思い出せなくて
浮かんでくるのは別れ際の彼。

私との縁を絶ちきって
去っていく彼。

私に二度とチャンスを
与えてくれなかった彼。

私といるより一人がいいと
言った彼は

きっと今ごろ一人を
謳歌しているだろう。

彼だったらダメな自分でも
受け入れてくれて

ダメな自分でもダメなりに
がんばってることわかってくれて

私との縁をきっと大事にしてくれて

ずっとずっと一緒にいてくれると
思っていたけれど

私の勘違いだった。

彼に心を許して甘えすぎた
自分がバカだった。

こんなことになるなら
もっとほどよく適度な距離感で
つき合っていればよかった。

そしたらこんな思いせずにすんだのに。

楽しかった幸せだったことは
記憶にあるけれど

霧がかかって何も思い出せない。
思い出したくないのかもしれない。

早く笑って思い出せる日が
来ればいいのに。

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