女一人初めての裁判傍聴~傍聴までの流れ~

裁判所最初の一歩

貴重な平日の休み。以前から来てみたかった裁判の傍聴。大阪裁判所へやって来た。地下鉄御堂筋線、淀屋橋駅から徒歩10分。

大阪市役所や中央公会堂から川を挟んで北側にある。なんとも立派で威圧的な建物。周りに警備員さんが立っている。ものものしい雰囲気。

初めての経験に緊張が高まる。

午前10時、正面玄関から入る。入ってすぐ左側に本日の裁判の予定ファイルがある。

・民事裁判

・刑事裁判(地裁)

・刑事裁判(高裁)

ぎっしりと裁判の予定が記載されていてどれを見ていいのかさっぱりわからない。学生ぽい若い男性が予定表をメモしている。慣れていて詳しそうだ。その男性がエレベーターへ向かって行ったのでストーカーする。

日常の非日常

着いた先は本館の刑事裁判、高裁の部屋だった。

傍聴した裁判。

・10時20分、判決
強姦致傷

・10時30分、第一回
詐欺罪の控訴審

・11時00分、第一回
覚せい剤使用の控訴審

被告人、弁護士、検事、証人、裁判官、裁判長、目の前で見たのは初めて。

カッコいい女性裁判長。まだ20代と思えるフレッシュ弁護士。刑事ドラマに出てきそうなこわい検事。判決の日が近すぎるとごねる被告人。何もかもが非日常。

ある程度様子はわかったので、午後の予定を立てるべくエントランスにある予定ファイルを再度チェック。

夏休みの時期だからなのか、傍聴人は若い人、学生ぽい人が多い。小学生とおじいちゃんとか。カップルが映画を観るみたいにどれ見る~?と会話していてびっくりする。

他は暇そうなおっちゃんおばちゃん、居眠りしてる傍聴マニアぽい人、スーツ姿の人は関係者か。団体で入室する女性グループ。想像していたより明るくて気軽な雰囲気。

大阪裁判所では一般人にも食堂が開放されていて、ワンコイン程度でおいしそうなメニューが並べられていた。

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