妄想と現実の移住計画1

海の側の田舎

関西のとある観光地。海の側のマンションの一室。今は実家の持ち物で私が自由に使える部屋がある。

海がすぐ近くて空が青くて夕陽がきれいな場所。2LDKでマンションに温泉があり夏にはプールもある。

すぐ側の海にいる釣り人。田舎だけれど観光地で夏は海、冬は温泉でにぎわう街。

大阪市内で10年以上ひとり暮らしをしてきた私。田舎への嫌悪と憧れ。仕事を辞めるこのタイミングでいっそのことその場所へ移住しようかと想いを巡らせる。

毎月の住居費は4万円ほど。通信費、光熱費、税金、ガソリン代、食費などなど生活費をざっくりはじく。バイトして手取り10万円で暮らせるか暮らせないか。

仕事は観光地らしくホテルのフロントや観光施設のスタッフの求人が多い。時給800~900円くらいが相場の様子。

彼に相談してみる。一緒に行こうよ!彼が田舎暮らし否定派なのは知っていた。案の定、ごく冷静に反対される。だよね。ちょっと夢見ただけ。

現実離れなのか

毎日一緒に海と夕陽を眺めて。一緒に地元のおいしいものを食べて。温泉に入って。ほどほどに働いて。そんなスローライフ。時期尚早だろうか。

だけど、そんな暮らしを望めば手に入る環境にいることの幸せ。人生を選択できるチャンス。

疲れてるんじゃない?と心配してくれる彼。私、疲れてるのかな。

今の仕事にはほとほと疲れている。自分の希望しない業務を押し付けられ放置されて、毎日毎日必死でやって毎日毎日息つく暇もなくて。

今思うことは、この業務の話がきたときに辞めて他の仕事を探せばよかったという後悔。スタートしてしまったら中途半端なところで辞めたくない気持ちが勝ってここまでずるずるきてしまった。

私は海が見たい。

やっぱり疲れてるのかも。

1年後の記事↓

妄想と現実の移住計画2
移住願望は冷めない 今の仕事を始めたのがちょうど1年前。前職を辞めて次の仕事を探している頃、同時に私は都会暮らしをやめて海の側の田...
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