フリーアドレスとは
外資系やベンチャーで流行ってる?社内に個人の固定席がないシステム。
私が働いている職場は、ただっ広いオフィスに長いテーブル(固定)がどーんと数台あって、その周辺に移動できるチェアーがランダムに置かれています。
全席で100席くらいでしょうか。と言っても出入りが多い職場のため、社内にいるのはだいたい半分くらいの人数。個人の席が決まっていないので、もちろん脇机も引き出しもありません。チェアーは荷物やコートが掛けられる仕様になっています。個人のロッカーはあります。
荷物はどうするか
今までは内資の会社で、普通に個人のデスクがあって、固定の電話があって、パソコンがあって、引き出しがありました。
デスクの上にはペン立てを置いてそこに色ペンやらハサミやらを入れる。ファイルや資料やらをデスクに立てる。引き出しには私物や書類やお菓子や文房具や、なんやかんや入れる。デスクの下にはバッグや靴を置く。
それはもうごちゃごちゃと、今思うとよくあんな環境で仕事していたな、、と思います。個人の席がないということは、資料や荷物をデスクに置いておけないということ。もちろんパソコンも。
どうしているか。
- 資料関係→共有の、施錠される倉庫に整理して収納または個人のロッカーで保管。
- 私物、文房具など→個人のロッカー
- パソコン(全員ノートパソコン)→個人のロッカー
- 電話→全員スマホ(総務チームにだけ固定電話がある)
出社したら、個人のロッカーからパソコンや書類を一式ピックアップして、今日はどこに座ろうかな、、と、そこからが一日のスタートです。
フリーアドレスのメリット
建前はコミュニケーションの活性化とか、コスト削減とかなんでしょうけれど、、本音を言えば、やっぱり人間関係がラクになる、という点じゃないでしょうか。
固定席だと、近くに合わない人がいても毎日毎日同じ距離感で顔を合わせなければいけません。だけどフリーアドレスなら、誰の近くに座ろうと離れようと自由。そしてそれが不自然じゃない。
あとは、
- チーム単位で集まりやすい
- 常に資料などが整理されているから、あの書類どこいったっけ、とか無駄な時間がなくなる
- 掃除がしやすくて衛生的
- もし社内に好きな人ができたら楽しそう?
などなど
フリーアドレスのデメリット
今のところデメリットに思う部分はありませんが、強いて言うなら
- 荷物の移動がめんどくさい
- 座席表がないから人を探すのがめんどくさい。顔を覚えないと誰が誰だかわからない(○○さんって方は今日どこにいますか?と聞いたらすぐ隣にいたなんてことはしょっちゅうある)
- 人が多い時は占有面積が狭くなる
- あの席はあの人のお気に入りの席だから座るのを遠慮するという、暗黙のルールがある
今、初めてフリーアドレスの経験をしていて、最初はびっくりすることもありましたがかなり快適で楽しいです。
今後職場が変わったとして、固定席の会社だったらヤダなあとまで思っています。内資の会社でもどんどんフリーアドレスにすればいいのにと思うけれど、、なんで広がらないのかな?